高級賃貸の裏技
カビとダニが一番の問題ですから、ぜんそくの子供さんや患者さんのいるところでは、「家の換気と掃除をこまめにしなきい」と「窓を開けなさい」と言うんですけどね。
換気としては、それが一番良いので。
それで部屋の温度が下がってしまう問題は、二の次にしてね。
あとは、械種などは敷かないように指示しますね。
そういうところにダニがつきます。
シックハウス症候群とは、化学物質に反応する過敏症のことです。
最近は、原因の一つとなっているホルムアルデヒドを取り除こうとしていますが、それだけでは、問題解決になるかどうかは疑問です。
CMなどでもホルムアルデヒド抜きの接着剤と宣伝していますけど、たぶん他の化学物質を使っていると思うのです。
有機溶剤に対する過敏症ですから、危険性は変わらない。
いずれ別の悪影響が出てきかれないわけです。
もし(化学物質を)使うのであれば、1ヵ月程度窓を開け放してから入居するなどしなければ危険です。
ですから単に、ホルムアルデヒドを使っていなければ良いという問題ではありません。
シックハウス対策は、(有機溶剤を)使用しないことが一番ですが、そうもいかないのであれば、やはり換気が重要です。
換気が不十分だと、よけい症状を悪くさせる可能性もあります。
過敏症は増えています。
ただ、理由が良くわからないんですよ。
ああいったもの(有機溶剤)は、以前から使っていたものですからねえ。
それが、今になってなぜ増えているのか。
非常に、子供や若い人に多いですね。
私はまだ患者さんを多く診たことはないのですが、話を聞くとひどいらしいですね。
家に入ると苦しくなってくるとかで。
現代人は、弱くなっているのかおそらく人間の体自体が、アレルギ‐を起こしやすい免疫機能に、日本人は傾いているのではないでしょうか。
昔は、結核や様々なウィルスなどをやっつけるための免疫が強く働いていたのです。
外から入ってくる細菌などをやっつける免疫とアレルギーとは、正反対の免疫なのです。
今でも、途上国や未開発の地域の人々には、アレルギー性疾患は少ないんです。
欧米や日本などの先進国と呼ばれる国では、アレルギーが多いんですね。
一つの仮説として、向こう(発展途上国)は、細菌などに対して体が強くなくてはならない。
体が外敵に強くなくては生きていけない。
それが、医療が進むことによって、そういった細菌に対する免疫が強くなくても良くなった。
そのため、そっちの免疫が弱くなってくる。
そうなるとアレルギー性の免疫が強くなってくるようです。
そのバランスで、先進国と呼ばれる国々では、アレルギー性疾患に対する免疫が、強く働いているのではないかということです。
ある意味では、体が弱いということなのでしょうけれどもね。
今の医学ではなかなか予防することはできないでしょうね。
医学的には免疫調整は難しいのです。
両方とも強くするような免疫は、おそらくないと思うのです。
こちらのほう(房総)は、住宅といっても一軒家の木造が多いし、昔ながらの感じです。
そういうつくりだとやはり、冬は寒いですものね。
それに比較して東京などの都市は、どうしても環境的に良くありません。
アレルギー性疾患も多いですね。
土とコンクリートの生活の違いもありますしね。
やはり土の上での生活は、体に非常に優しいと思います。
アスファルトの道路やコンクリートの壁ばかりだと、僕なんかでも2,3日歩くと疲れますからね。
住環境は、土と木の生活が最高の組み合わせだと思いますよ。
ただ、そこに快適性をどう組み合わせていくのか、といった問題があると思います。
今までの住宅は、快適性ばかりを目指していました。
その快適性が本当の意味での快適かどうかは別にし住環境とストレスについて教えてください予防するとなると、先進国で暮らしながら発展途上国の生活をするのが、一番強い体にできるのかも知れませんね。
冬は寒く、夏は暑い中で生活をするのが、たぶん一番強い体になるでしょうね。
最近ようやくわかるようになってきたのは、烏の鳴き声によっても季節の違いが出る。
コストと目先の快適さですね。
日本の家屋には、3年以上経過した家屋がたくさんあるわけですよね。
けれど、(快適さや便利さを追求してきた)今のマンションなりアパートなりに3年持つものがあるかというと、恐らくないですよね。
本来ならば、人間が環境にあわせたほうが良かったのかもしれません。
でもそれは、なかなか今の状況ではできませんから……。
土と木が良くて、そこに快適性をどう追加するかだと思うんです。
鯵五感で感じる幸せはずっと横浜にいましたから.こっちにきて、視覚的にも心理的にも、木の緑や海の青さというのは、非常に良いですよね。
人間も動物ですから、五感で感じられることは、幸せなことなのです。
たとえば都会では、四季を気温でしかわかりません。
寒いから冬。
暑くなってきたから夏。
ただそれだけです。
生活は便利ですが、感覚が狂ってしまいます。
それが、こっちにくると面白いことに、暑さ寒さだけではなくて、海の色が季節によって違うんですね。
春になれば花が咲きます。
花の色や種類で季節を感じられるのです。
そういうことって、都会では感じられないことですよね。
人間にとって、心理的にもストレス的にも、非常に良い環境にあると思いますね。
味覚でも季節を感じられるし、季節の行事なんかも結構あります。
都会は便利で、夏にも冬のものが食べられるし、冬でも夏のものが食べられます。
けれど、便利になりすぎているがために、五感というものを失っているわけです。
やはり、冬は冬なりに生活するし、夏は夏なりに生活することが、人間として正しいんじゃないですかね。
精神的、心理的によければ、体にもいいだろうし、心理的なものと肉体的なものとはリンクしていますから。
子供のための健康住宅のあり方について教えてください子供を健康に育てるには、外で遊ばせるのが一番じゃないですか。
快適すぎる環境が、本当に人間にとって良いのかどうかは疑問で高齢の方や心臓に病気のある方などの場合は話は別ですが、子供に関しては外で遊んでいるのが一番でしょうね。
土の上で遊ばせて、ケガしてもいいじゃないですか。
それで痛みを覚えていきますしね。
あれをやっちゃいけない、これをやっちゃいけないというのは……。
鯵都会の子供たちのストレスー都会では、外で遊ぶことがないから問題です。
土のあるような遊ぶ場所がなくって、室内にこもってTVゲームで遊んでいる。
心身ともに、こもっているのは良くないですよね。
今、色々な問題が起きているのは、一つにはそういうことが根本にあるような気がします。
ニートや引きこもり、親を殺してしまったりね。
心身の発育ができていない。
太陽の光を浴びることは、体に非常に良いことです。
骨粗霧症の予防には、太陽の光が一番です。
骨を強くするには、太陽の光が大事なんですよ。
朝の光を浴びるのは、非常に良いことですよね。
気持ちがいいし。
生活のリズムも太陽光で調整されます。
都会では、ビルで太陽がさえぎられて、東京は、その意味でも(人が住む)環境としては、悪いのかもしれませんね。
やはり便利なのと、良い悪いは別なのでしょうね。
住宅と身障者住宅は違うんです。
その辺のところが、一般には混同されている。
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